なんか色々日記を書こうと思ったけど、ニワンゴニュースで心臓止まりそうになりました。別な意味で祭り。

http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d000002enyg.html
「攻殻機動隊2.0」

完全リニューアルはうれしい。
ドリームワークスが攻殻の実写映画化権を取得したようだけど、実際、マトリックスやっちゃった後なので、いまさら攻殻の実写は欲しくない。というか田中敦子以外の少佐を見たくない。そもそも攻殻の魅力は、近未来のSF感とギャップがある和の雰囲気にあったと思うし。

それはさておき、今回のリメイク、なかなかにすごいことになってます。本家が海外に行ってやっと評価されたけど、今回は最初からかなりの人員・資金が投入されてくるでしょう。
しかし、一つ気がかりなのは、押井がどこまで映像をいじってしまうか。3D-CGに魅力を感じてる人は大量にいそうだけど、俺は基本的にCGの映像が嫌い。JフェニのOVAとか種の艦船とかゼーガとか最近のマクロスとか見てると、CGだと重量感が感じられないというか、安っぽくなる気がするんだよね。だから、昔のガイナックスとか昔の大友克洋あたりの作品が、映像としては一番好きだった。
もちろんアニメータの問題もある。ナルトでも、松本憲生とかは神な画を描くと思う。
でも、やっぱり単純なデジタル化ってのはどうもなじめない。イノセンスは、実写映画の延長としてみれば、アヴァロンの亜種みたいな感じで楽しめたんだろうけど、攻殻の続編としてみると、映像的に好きになれなかった。

今回のリニューアルに関して、押井のコメントによれば、「セルでは色に限界があり、デジタル化で今に即した映像にできる」みたいな感じらしい。実際、当時の映像でも、CGは部分的に使われてた。でもそれは、パトレイバーの映画がそうだったように、コンソール画面とか電脳に投影した映像を再現するものだったり、セルの映像を立体的に見せるために背景に貼り付ける看板だったりしたはず(メイキングによれば)。

っていう作画厨の戯れ言でした。

それはさておき、一番痛いのが、榊原良子による人形遣いの新規アフレコ。押井が推しまくってるし、実際俺も榊原さんはかなり好きなのですが、人形遣いといえば、あの女の裸体という外見でありながら、9課のラボでいきなり家弓家正の声で喋り出すというアバンギャルドさが、義体と情報の海で発生した生命体を主張する存在というのに非日常的な意味でのリアリティを与えてたとのに。彼も、押井節を語らせたら様になるオジサマ声優の一人だと思う。
というか榊原さんは、イノセンスでハラウェイやってるじゃないか。まぁこの人と押井節の親和性は、南雲隊長で嫌と言うほど分かっちゃいるが。

音楽は、川井憲次が、ハリウッド系のスタッフでリミックスされるらしい。あの川井節の中でも異端っつうあの神曲(良い意味でキチガイ)を外人のセンスでどういじるつもりなのか非常に気になる。

っていう懐古厨の思い出補正強すぎな主観的駄文でした。
余裕で見るけどね。

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