ACfA雑感

2008年4月6日 AC
とりあえずハードに取り掛かる前に感想をば。

前作はほとんどオンライン目的で買ったが、今作はゲームとして質も量も上がっているので、オフでやる人も楽しめるかと。
ホワイトグリントが落とす分裂ミサイルが全てを解決してくれるものの、これはあくまで救済兵器であり、基本的には機体をしっかり組む必要あり。シリーズ作品のミッションをアセンのパズルだと考えている人も満足するはず。分裂ゲーしてましたサーセン。
ACのパズルというのは、アセンだけでなく戦法まで含んでいるので、アクション好きにもオススメ。マップはどれもかなり広くなっており、次世代機のスペックをようやく引き出せた感じ(エスコンはPS2でもできてた気がするが)。
OBの使い勝手がかなり上がったので、VOBが使えないミッションでも移動手段として活躍し、爽快。癒し。抜いた。

演出の方は、音楽は問題無し。ちょっと無駄なの増やしすぎたかな。人によって好き嫌いはあるだろうが、4の時と同じ音色。昔のようなテクノなども増えて、コンセプトはSLに近いか(シチュエーションによってガラリと印象が違う)。
ストーリーは、壮大に見えて結構単純。乱暴に言うと、逆シャアに好きな陣営で参加したり、アクシズ二、三個まとめて落としたりできますよって感じ。はっきりとルートが分岐し、LRよりも分かり易いマルチED。どれがトゥルーということもない。まさに初代。
ただ、各リンクスのキャラが非常に立っているので、見ていて面白い。特にオペ子にはおっと鼻血が。4系は、過去作のように単純に管理する存在を傭兵が排除するという構成ではなく、より人間ドラマに重きを置いている。
ただ、前作はよりはましだが、相変わらず捕捉説明を見に行かないと細部がよく分からない。声優疎い人とかも色々勘違いしそう。ACは高速戦闘だから、注意しないと誰と戦ってるのか分かりにくいからね。AFのムービー演出以外にも、各リンクスをもっと見せて欲しかった。
前作から数十年が経過したという設定を考えると、続投リンクスがアーキテクト(機体設計者)になって後輩に機体を提供しているという様がなんか面白い。

目玉のアームズフォートだが、これが結構微妙。発売前は、敵はとにかく巨大で、通常の攻略法は通用せず、武装を破壊したり、内部に突入したりと、倒し方は色々。複数プレイヤー協力推奨みたいな話だったが、実際そんな感じなのは、スピリットオブマザーウィルと、グレートウォール、アンサラーくらいである。
その他の量産型AFやカブラカンなどは、単にでかくて火力があるだけで、従来の巨大兵器とかわらず、適当に格闘兵装を当てれば瞬殺できる。なぜ部位毎の耐久力設定などを行わなかったのか。Sランク取得などのやり込みに慣れてない俺にはありがたかったが、AF攻略そのものを楽しもうと思ったら、標的が限定されてしまう。
じゃぁ格闘兵装使わなければ面白いかというと、結局部位破壊制ではないので、適当に撃ち合うだけで、普段の戦闘と変わらない。
面白いアイディアだっただけに、残念。

総評は、俺がフロム脳なのを差し引いても、良作止まりって感じか。ファミ痛などでは、一昔前のロボットゲーに過ぎないなどと揶揄されてるが、ここまで自由にロボット動かせて、なおかつミニ四駆やベイブレードのセッティングやマジックのデッキ構築にも似たアセンブリが同居しているロボットゲームは、そうそう無いと思う。
問題は操作難易度が高すぎて、新規が面白いと感じる前に投げ出してしまうことだが。それでも、前作と違って対戦一辺倒ではなくなているので、過去作品群と比べれば高く評価できる。

さぁ、ホワグリコアに追加ブースタ背負ってオバブしよう。
ハァハァ・・・ウッ

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