完結

2008年2月24日 ゲーム
かまいたちの夜的な意味で

トリプル金のしおりに到達し、真の完エンド。
ボリューム的にはまだ何かありそうですが、これで終わるんだと考えれば、余計なものが無くて逆に良いとでも考えておきます。

2の金のしおりによる追加要素は、完全にホラー路線のバグ風画面だったので、2は金のしおりを出さず、隠し要素をニコニコで見て終わってました。
しかし、今回はシリーズが完結するということで、頑張ってエンディングリストを埋めました。
あのイイハナシには満足です。
初代は・・・べ、別にちょっとHなかまいたちの夜が見たかったから金にしたわけじゃry
あれと同じキャストがドラマCDで生物兵器編やってるんだね。

せっかくなのでシリーズを振り返ってみると。
初代は面白かったですね。
ミステリーからサスペンスに切り替わる様がまさに絶妙。
トリックも、今考えれば別に卑怯ってわけでもないし。
サブシナリオも、ギャグ、シリアスバランス良くて、オカルトだったり哲学的だったりと、弟切草での欠点を踏まえてよく練られたシステムだったと思います(オトギリはやってないけど)。

2は、伝奇系シナリオで固めてきました。
世間での評価も芳しくないのですが、俺も、かまいたちの名を冠する作品としてこれはどうなのかと思いました。
ただ、シナリオそのものは結構好きでした。俺は怖いものみたさでサスペンスとかスリラーに興味ありますが、モノホンのホラーまでいくと駄目なので、わらべ唄になぞらえて人が死んでいくという展開は非常に好きです。
ただ、2のメインシナリオの問題点は、事件が二日目までもつれ込む上に昼間に殺人が起きるので、緊張感が薄れてしまうことでしょうか。確かにいきなりやられるシーンなどはびっくりするけど、昼間の状況だと、いつ襲われるのかという緊迫した雰囲気が感じられない。
さらに、後半真理が勝手に推理してほぼ正解にたどり着いてしまうのも微妙です。かまいたちの醍醐味はバッドエンド巡りの果てに見えてくる正解だと思うし。
サブシナリオも、シリアスなものはどれもホラーだってのがちょっとまずい気がします。たまたま底蟲村編と惨殺編は面白かったとはおもうけど、それしかないってのが。

3は、全体的なボリューム不足が感じられました。初代と2のメインシナリオを収録したせいでしょうか。
しかし、中身の方は非常に面白かった。ライターが戻ったせいだと思いますが、全体的に初代の雰囲気に近付いた感じでした。
特に、夜から深夜にかけて物語が進行し、犯人が分からなければ疑心暗鬼に陥ったキャラ達がホラー的な展開を見せるといった点で、初代のプレイ中常に付きまとう緊張感を取り戻していると思います。


次はラストレイヴンでもやるかな。

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