醒めない夢を見ていただけ
2006年7月22日 アニメ・マンガ一気にビバップをラストまで見ました。
「カウボーイ ファンク」
毎回濃ゆいゲストで楽しませてくれるが、今回は江原正士。しかもやたら天然。同族嫌悪よろしく、激しく激突するスパイクが子供っぽくて逆に面白かった。
「ブレイン・スクラッチ」
いきなり攻殻っぽいネタが。随所に散りばめられたパロディと、エヴァコンプレックスを持つ人間なら深読みは間違いないであろうスパイクのセリフ。エドの女装(いや元から女かw)でパーパーとかやたら可愛いかったとだけ。
「ハード・ラック・ウーマン」
これぞビバップって感じかな。元々エドはビバップ号に”住み着く”というアニメのレギュラーとしては異色の存在だったが、その去り方がまた上手い。特にスプレーでメッセージを残していくのがエドらしいというか。そしてそれに付いていくかどうかで悩むアインがまた泣かせます。フェイは互いに過去を失いかけてたエドに語る言葉があったわけで、個人的にはタイトルをウーメンにして欲しかった。まぁエドはハッピーエンドっぽいが。
「ザ・リアル・フォークブルース」
スパイクの因縁関係のエピソードにおいて、SF的要素の必要性が・・・。まぁビバップを見るに際して、俺は別に他のアニメのようにテーマ性を求めることなく、ひたすらそこに描かれる群像劇を楽しもうとしてたわけで。記号化、作品との乖離を起こさない小気味良いSF要素はちょうど良かったかな。この作品は小難しい理屈抜きに、ただひたすらに男達(女もね)の生き様を描いてたわけで、そこは男くさすぎるのが見ていて心地よい。特に、互いの武器を相手に返して決着をつけるスパイクとビシャスは最高。
中途半端に争いを否定するエセ平和主義的アニメ(特に某種)が乱立する中、男は殴り合いでしか分かり合えないかのような、一見古臭いけどこれ以上ない説得力が、ビバップ最大の魅力かな。
実際、これに匹敵する娯楽性を持つアニメは無いんじゃないかと思える。テーマ性が無いから娯楽しかないというわけでもなく、映像作品の一ジャンルであるアニメという手法を用いた、究極の娯楽である。管野よう子の音楽がそれをさらに盛り上げる。
登場人物がとにかくタバコ吸いまくってたり、人種的特長を描ききった点で、製作者の妥協の無い態度が伺えます。ポケモンショック以降、地上波報送できない=良作のような気が。
「萌え」がうざい、もしくは考察するのに疲れた、という方は是非ご覧あれ。
あとは劇場版を残すのみ。
一応、《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》の登場により、再び《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan(GPT)》をメインに据えるべきか否か・・・。
今日は魚に25F目に青キャンかけたい気分です。
「カウボーイ ファンク」
毎回濃ゆいゲストで楽しませてくれるが、今回は江原正士。しかもやたら天然。同族嫌悪よろしく、激しく激突するスパイクが子供っぽくて逆に面白かった。
「ブレイン・スクラッチ」
いきなり攻殻っぽいネタが。随所に散りばめられたパロディと、エヴァコンプレックスを持つ人間なら深読みは間違いないであろうスパイクのセリフ。エドの女装(いや元から女かw)でパーパーとかやたら可愛いかったとだけ。
「ハード・ラック・ウーマン」
これぞビバップって感じかな。元々エドはビバップ号に”住み着く”というアニメのレギュラーとしては異色の存在だったが、その去り方がまた上手い。特にスプレーでメッセージを残していくのがエドらしいというか。そしてそれに付いていくかどうかで悩むアインがまた泣かせます。フェイは互いに過去を失いかけてたエドに語る言葉があったわけで、個人的にはタイトルをウーメンにして欲しかった。まぁエドはハッピーエンドっぽいが。
「ザ・リアル・フォークブルース」
スパイクの因縁関係のエピソードにおいて、SF的要素の必要性が・・・。まぁビバップを見るに際して、俺は別に他のアニメのようにテーマ性を求めることなく、ひたすらそこに描かれる群像劇を楽しもうとしてたわけで。記号化、作品との乖離を起こさない小気味良いSF要素はちょうど良かったかな。この作品は小難しい理屈抜きに、ただひたすらに男達(女もね)の生き様を描いてたわけで、そこは男くさすぎるのが見ていて心地よい。特に、互いの武器を相手に返して決着をつけるスパイクとビシャスは最高。
中途半端に争いを否定するエセ平和主義的アニメ(特に某種)が乱立する中、男は殴り合いでしか分かり合えないかのような、一見古臭いけどこれ以上ない説得力が、ビバップ最大の魅力かな。
実際、これに匹敵する娯楽性を持つアニメは無いんじゃないかと思える。テーマ性が無いから娯楽しかないというわけでもなく、映像作品の一ジャンルであるアニメという手法を用いた、究極の娯楽である。管野よう子の音楽がそれをさらに盛り上げる。
登場人物がとにかくタバコ吸いまくってたり、人種的特長を描ききった点で、製作者の妥協の無い態度が伺えます。ポケモンショック以降、地上波報送できない=良作のような気が。
「萌え」がうざい、もしくは考察するのに疲れた、という方は是非ご覧あれ。
あとは劇場版を残すのみ。
一応、《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》の登場により、再び《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan(GPT)》をメインに据えるべきか否か・・・。
今日は魚に25F目に青キャンかけたい気分です。
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